2013年5月15日水曜日

ロハス倶楽部の「表面・表層施用」について 九州ロハス倶楽部

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ロハス倶楽部の「表面・表層施用」について



ロハス倶楽部の「表面・表層施用」とは?

有機物を土へ深くすき込まず、土の表面に置くか表層の浅い部分に入れることをいう。

土をよくするには、有機物を土のなかにすき込むのが一般的。だが、考えてみれば、畑の全面に有機物をすき込むようになったのは機械化以降。日本の伝統的な有機物利用は、落ち葉、作物の茎葉、雑草などを、主に刈敷、敷ワラなどとして利用、つまり表面施用が中心だった。刈敷、敷ワラは作物の株元のまわりに敷かれ、根を守る役目を果たす。そうして根を守るために使われた有機物はやがて土に入り土を上からよくしていく。敷ワラはまた土の流亡を防ぎ、雑草の防止にもつながっていた。

土の表面や表層はたいへん通気性がよく、こうした環境でふえる微生物が、作物の生育にとって害になることはあまりない。むしろ、有機物を分解しながら、作物の生育にとって有効な有機酸やアミノ酸、ビタミンなどを生み出してくれる。土の団粒化がすすんで土がフカフカになる。土の表面や表層では「土ごと発酵」が起こって、土の中のミネラルを作物に吸われやすい形に変えてくれる。微生物が出す二酸化炭素は、作物の光合成を活発にするのにも役立つ。土の表面・表層を大事にするということの意味は深い。

土ごと発酵、有機物マルチ、堆肥マルチなどはすべて有機物の表面・表層施用技術といえる。微生物の力を借りることで、少量で大きな効果をあげることができる、有機物活用の小力技術である。

ロハス倶楽部でした。


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