2013年5月19日日曜日

ロハス倶楽部の「完熟堆肥」について 自然環境保護

環境 九州ロハス倶楽部はロハスを広々と広める
ロハス倶楽部の「完熟堆肥」について



ロハス倶楽部の「完熟堆肥」とは?

素材の有機物がよく分解・発酵した堆肥のこと。未熟有機物を施用すると、土の中で急激に増殖する微生物がチッソ分を奪って作物にチッソ飢餓を招いたり、根いたみする物質を出したりすることがある。また、家畜糞中に混じっている雑草の種子を広げてしまうなどの可能性があるため、有機物を発酵させて堆肥にする方法が昔から広く行なわれている。購入肥料が少ない時代には、よく分解させてチッソなどの肥効が表れやすい堆肥にする必要もあった。

何をもって完熟堆肥と呼ぶのか、意見が分かれるが、完熟は完全に分解しつくしたという意味ではなく、土に施しても急激に分解することなく、土壌施用後もゆるやかに分解が続くていどに腐熟させたもの、という解釈が一般的。堆肥の温度が下がり、切り返しをしても温度がさほど上がらず、成分的には、有機物のチッソの大部分が微生物の菌体またはその遺体となり、C/N比が一五〜二〇になったものをいう。

完熟堆肥は通常、長期間堆積し、その間何度か切り返しを行なってつくられるが、水分や空気、堆肥素材のC/N比の調整などに充分留意し、積み込み初期に一気に八〇度ぐらいまで温度を上げる高温発酵で、四五日で完熟堆肥をつくる方法もある。これに対し、五〇〜七〇度に抑える中温発酵という考え方もある。また、完熟堆肥をつくったり入手することが難しいなかで、中熟堆肥を空気が多い表層に施用する農家も多い。完熟堆肥とちがい、微生物のエサがある程度含まれており、土の微生物を活性化する力が強く、団粒化など土をよくする効果は大きい。完熟堆肥は安全に使え、肥料的な効果は期待できるが、微生物による土の改良(菌耕)をめざすなら中熟堆肥がよいといえそうである。

ロハス倶楽部でした。


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(http://blog.ap.teacup.com/tzjde20w/17.html)

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